財布の盗難と雑損控除

昨日のショックな出来事です。
スーパーのレジで支払いを済ませ、すぐそばの台で
財布を置いて、買い物籠からレジ袋に野菜や果物を移し終えて、
気がつくと財布がありませんでした。

パリの地下鉄で寸前のところでスリの被害から
逃れた財布です。

この平和な地方都市のスーパーでまさか、まさかの盗難です。

しかも税務署のまん前、検察庁の斜め前です。

気が動転して、店員さんに「財布が、財布が・・・盗られました。」
すると、冷たく「すぐ近くに○○交番があります。そちらに
行ってください。」と言われました。
しかもお店の人ではなく、近くにいた方が地図を書いてくれました。

すぐ近くと言ったのに、走って5分以上はかかったと思います。

交番で事情聴取、財布の中身の説明、被害届の作成。
銀行カードやクレジットカードの会社に電話して利用をストップ。
娘も交番にタクシーで駆けつけてくれました。

すごく落ち込んでうなだれていたので、不良中年が補導され、
娘が引き取りに来てくれた様な心境でした。

パトカーに乗ってスーパーに戻り現場検証。

さすがサスペンス大好きのおばさん税理士の娘、おまわりさんに
監視カメラはレジの方しか向いていないとか、女子用トイレの
くず箱をチェックに行ったりとか、なかなか活躍していました。

盗られたお財布には免許証も入っていたので、帰りは娘の運転です。

今日は、まず一番に、運転免許証の再発行の手続きに行きました、
車がないと仕事ができないので。
免許証は1時間ちょっとで出来上がりました。

さて、冷静になって、確定申告で雑損控除を受けようと
控除額の計算チェック。
     ↓
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損失額−総所得金額の10%=控除できる金額

残念ながら雑損控除は受けられません。
我が家にとってはかなりの損失額なのに。