償却資産申告書が届きました

帰宅すると償却資産申告書が届いていました。

申告期限は1月31日(22年度は2月1日)ですが、おばさん税理士の
住んでいる市では、1月20日までの提出をお願いしますと、
封筒や手引きに印刷されています。


お客様に、12月までに新たな償却資産の購入の有無を確認
また、除却、売却した償却資産の確認
   ↓
  申告書の作成
   ↓
  代表者印をいただく
   ↓
   提出

これを年明けに行って、20日までに終了するのはかなり大変です。

年末はあまり償却資産を買わないで欲しいのですが・・・・・。


さて、平成22年度版償却資産(固定資産税)申告の手引きを見ていて、
業種ごとの主な償却資産の「娯楽業」に昨年はなかった島工事というのが
新たに書き加えられています。

初めて聞く言葉だったのでネットで調べてみました。

別の市の償却資産の手引きを見てみると「島工事(パチンコ器取付台)」と
説明されています。


株式会社キタガワ工芸という会社のホームページに写真付きの説明がありました。
      ↓
http://kitagawakougei.dip.jp/seihin_soushoku.html

「島」とはパチンコ業界の専門用語で、パチンコやスロットの
並んでいる列のことを指します

次に、「島工事」の耐用年数は何年か?

パチンコ器は
   ↓
器具及び備品
   ↓
娯楽又はスポーツ器具及び興行又は演劇用具
   ↓
パチンコ器、ビンゴ器その他これらに類する球戯用具及び射的用具
   ↓  
2年が適用されますが、


では島工事(パチンコ器取付台)の耐用年数は何年になるのか?

横須賀市の償却資産の申告の手引きでは5年となっています。
     ↓
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/shisanzei/shoukyaku/tebiki/syoukyaku3.html


娯楽又はスポーツ器具及び興行又は演劇用具
   ↓
その他のもの
   ↓
その他のもの
   ↓ 
 5年ということでしょうか?



ところで、「島工事」を調べていて、全国地価マップ等を公表している
「財団法人資産評価システム研究センター」のサイトに、ちょっと
古いのですが、償却資産の実地調査について書かれているものを見つけました。
減価償却資産明細書」と「申告されている種類別明細書」のチェックの
過程がよくわかり、大いに参考になりました。
    ↓
http://www.recpas.or.jp/jigyo/report_web/html_0055/hon0041_012.htm