女性部の研修

今日は税理士会女性部の研修に行ってきました。

講師は公証役場の公証人の先生(女性)です。

元裁判官ということで、ちょっと緊張しました。
でも話し始めると、とても優しく、エネルギッシュで
わかりやすく、あっという間の2時間でした。


公証役場については意外と知らないことが多く、
とても参考になりました。


例えば、公証人は公務員だけれど給料制ではなく、
それぞれ独立した自営業者だそうです。

公正証書等の作成手数料が収入で、その中から家賃その他
必要経費を払い、確定申告をするそうです。


今日は税理士対象の研修ということで、主に公正証書遺言について
お話をして下さいました。


公正証書遺言書は作成前の相談は無料だそうです。

料金も安く、法律の専門家が作成のお手伝いをしてくださるので
安心です。


また、周りの人に遺言書を作成したことを内緒にしたい場合、
必要な証人二人も、公証役場で紹介してくれるそうです。
(日当は必要ですが、そんなに高くありません。)

弁護士や税理士等の士業者はお客様から証人になることを依頼される
ことがよくあります。

講師の先生は、士業者が遺言執行者となる場合は、トラブルを避けるため
証人を兼ねるのは出来るだけ避けたほうがいいとおっしゃっていました。


公正証書遺言書は公証役場で保管され、相続が開始したときは、
利害関係者は公正証書遺言書が存在するかどうか、遺言検索が
可能だそうです。

利害関係者の範囲はケースバイケースで、とりあえず公証役場
相談してくださいとのことでした。



公証役場について、詳しくは日本公証人連合会のサイトがあります。
      ↓
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また、東京公証人協会のサイトも参考になります。
      ↓
東京公証人会