ディー・エヌ・エー(DeNA) 従業員に毎日無料ランチ

ヤフーニュースで「ディー・エヌ・エーDeNA) 従業員に毎日無料ランチ」と
報じられています。
素敵なカフェテリアの写真も。


うらやましいと思うと同時に、給与課税のことが気になりました。


所得税法基本通達に「給与とされる経済的利益の評価」というのがあります。

(食事の評価)
  36−38 使用者が役員又は使用人に対し支給する食事については、次に掲げる区分に応じ、
      それぞれ次に掲げる金額により評価する。(昭50直法6−4、直所3−8改正)

     (1) 使用者が調理して支給する食事 その食事の材料等に要する直接費の額に相当する金額

     (2) 使用者が購入して支給する食事 その食事の購入価額に相当する金額


一人あたりの計算はどうするのでしょうか?



所得税法だけでなく、社会保険料の現物給与にも影響します。

ちょうど日本年金機構が現物給与の改定のパンフレットを公表しています。
       ↓
http://www.nenkin.go.jp/n/www/share/pdf/existing/employer/genbutsu_kyuuyo24.pdf

東京が1日630円と一番高いのですが、意外なのは島根県が1日620円と京都と同じで、2番目です。


所得税法もこのような時価を公表してくれると給与計算が楽でいいのですが。