特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入

18年度の税制改正で新たに創設された悪法「特殊支配同族
会社の役員給与の損金不算入」の計算は、ミロクの法人税システムで
別表14(1)と別表14(1)付表に所定の金額を入力する
ことにより、無事処理することが出来ました。


繰越欠損金が数年分ある複雑なケースだったので、いざ提出となると、
何となく不安になって、もう一度法人税法第35条と法人税法施行令
第72条の2を読み返して見ました。


そして、別表14(1)と14(1)付表とその記載要領を見ながら
金額を確認していきました。


あの複雑な税法の条文を別表にコンパクトにまとめるのは
本当にすごいなと、いつも感心します。
ただ、一枚の表にまとめるために、字がとてもとても小さくて、
財務省の東大卒のキャリアー組は、税理士業界の平均年齢を
ご存じないのではと、不満です。

ただ、別表の記載要領がホームページで公表されているのは
とても有難いです。

別表14(1)の記載要領
     ↓
http://www.nta.go.jp/category/pamph/houjin/5192/pdf/18.pdf


別表14(1)付表の記載要領
     ↓
http://www.nta.go.jp/category/pamph/houjin/5192/pdf/19.pdf