国際相続

相続の事例勉強会で、相続人が海外に住んでいるケースが
たまーに有ります。
ということで「税経通信」9月号を買いました。
特集記事が「国際相続における税務」だったので。

亡くなった方(被相続人)や相続人の国籍が日本ではないときは
どうするのか。

弁護士さんから教えていただいたのですが、渉外事件(外国が関わる事件)では
どの国の法律が適用されるのかを判断するものとして、
法の適用に関する通則法」という法律があります。
     ↓
http://law.e-gov.go.jp/announce/H18HO078.html


その第36条に「相続は、被相続人の本国法による。」と書かれています。


法務省のサイトに「日本法令外国語訳データアベース」がありますが
そこで検索すると、「法の適用に関する通則法」の英語版がありました。
     ↓
日本法令外国語訳データベースシステム - 法令検索 - [検索結果一覧]


また、「税経通信」の記事のなかで紹介されている「遺言の方式の準拠法に関る法律」
の英語版もあります。
     ↓
日本法令外国語訳データベースシステム - 法令検索 - [検索結果一覧]


国際相続の勉強と英語の勉強が同時に出来るので一挙両得。

でも、「二兎を追うものは一兎をも得ず」という諺もありますね。