23年分源泉徴収票の摘要欄

11月に入り、お客様を訪問時の話題は専ら年末調整。

給与ソフトを利用しているお客様は、16歳未満の扶養親族に
関しては、生年月日をきちんと入力すれば、コンピューターが
判断してくれるので、あまり心配をしていません。

問題は、コメント欄でぱぱみっつーさんが指摘されているように
源泉徴収票の摘要欄の記入です。

「給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引」
の6ページには次のように書かれています。
      ↓
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/hotei/tebiki2011/pdf/4-11.pdf


❺ 控除対象配偶者及び扶養親族(※)の名前を記入してください。
  ※ 扶養親族のうち、16 歳未満の扶養親族の名前は
    「○○(年少)」と記入してください。


控除対象扶養親族だけでなく、扶養親族の名前を書くのですね。
ただし、括弧書きで(年少)と記入が必要だそうです。


でも、あの小さな摘要欄に、
住宅借入金等特別控除を受けた場合の入居年月日や、
国民年金保険料等の額や、
前職の給与、社会保険料の額、前の会社の住所、名前、退職日、
そして、控除対象配偶者の名前と扶養親族の名前、
などなど、そんなに一杯書けるのでしょうか。


配偶者は多分一人だと思いますが、扶養親族がたくさん
いる方は書ききれないのではと、今から心配です。


しかも、給与ソフトのなかで、源泉徴収票の摘要欄については、
自動的ではなく手入力のものもあるようなので、記入漏れで、
住民税に影響が出なければいいのですが。