年金受給者の「平成23年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」

年金を受給しているお客様から「扶養親族等申告書の書き方を
教えて欲しい」と電話がありました。

「給与所得者の扶養控除等の(異動)申告書」と同じように
年金受給者も源泉徴収のために「平成23年公的年金等の受給者の
扶養親族等申告書」のハガキが日本年金機構から送られてきます。
今年は10月26日から順次発送しているようです。

日本年金機構のホームページに詳しい書き方やQ&Aが公表
されています。

記入方法を見てみました。
     ↓
http://www.nenkin.go.jp/question/pdf/n1026_01.pdf

画面では拡大されていますが、実物はハガキ大。
高齢者にはかなり見づらいと思います。


Q&Aの Q007に注目。
厚生年金と共済年金を受給している場合、扶養親族等申告書の
ハガキが2枚送られてくるそうです。

どちらにも扶養親族等を記入してしまうと、源泉徴収税額が
両方の年金から二重に控除されてしまい、確定申告のときに
還付ではなく、納税が生じるケースが時々見受けられます。

申告相談センターの会場で、所得税が納付の場合、計算が
間違っているのでは?と文句を言う方がいます。

多分、「扶養親族等申告書」の記入が適正ではなかったのでは
と思うのですが。

公的年金の扶養親族等申告書」のQ&Aです。
    ↓
http://www.nenkin.go.jp/question/12/fuyo_qa_ans01.html#q009