もう確定申告の相談?

朝夕、かすかに秋の気配が感じられるようになりました。

やっと夏も終わり、と思ったら、お二人の方から来年の確定申告の
ことについて質問を受けました。

お一人は非上場株式を売ったのでその申告の仕方について。
「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」と申告書
第三表(分離課税)の書き方について説明しました。

非上場の株式の譲渡益に対する税率は所得税は15%、
地方税が5%なので、申告書第三表に書くときは20%で
計算しないように注意が必要ですね。


もうお一人は、バリアフリーの改修工事をしたので、22年分
所得税の税額控除を受ける前に、まず、固定資産税の減額申請を
しようとしたそうです。
何度も市に電話で問い合わせをして、必要書類をそろえました。
あの大変な「増改築等工事証明書」も工務店に書いてもらいました。
ところが、固定資産税の減額のあまりに少ないことにびっくりして、
また、市の手続きが面倒なので、申請をやめることにしたそうです。

確かに、市町村によって少し異なりますが、大体、家屋の
広さのうち100平方メートルまでの部分の固定資産税額の
3分の1を一回限り減額。

例えば、150平方メートルの家で、固定資産税が36,000円の場合、

36,000×100/150×1/3=8,000円

古い家ほど固定資産税が少なくなっているので、減額される
金額も期待していた額よりずっと少なかったようです。


バリアフリー改修工事と固定資産税にてついては、
八王子市の説明が、わかりやすいです。
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