おばさん税理士パリへ行く-4日目

3月30日(火)-4日目

ベルサイユ宮殿に行きました。


朝、ホテルの朝食をしっかり食べて、地下鉄でアンヴァリッドへ。

そこでRER(高速郊外鉄道)に乗り換えるのに、かなりの距離が
ありました。
ただし、動く歩道があったので、大助かり。

自動切符販売機の前で日本人のお嬢さん二人が、表示がフランス語なので、
切符の買い方がよくわからないと、困っていました。

硬貨かカードの選択表示があることを説明すると、カードで、という事で、
ベルサイユまでの大人二人分の切符を買うお手伝いをしました。
さて、自分の切符をカードで買おうと思ったら、「VISA]カードは
使えないと表示されました。
やはりヨーロッパではマスターカードの方が広く使われているようです。


硬貨は少ししかもっていなかったので、結局歩く歩道を引き返し、
一旦改札を出て、自動切符販売機で切符を購入することになりました。

ところが、表示がすごく不親切で、目的地のベルサイユ・リブゴーシュ駅が
よくわからなくて、駅員さんに駅の選択方法を教えてもらってやっと
切符を買うことができました。

そして再度動く歩道走って、やっと列車に乗れたのはアンヴァリッド駅に
ついてから30分後でした。

しかし列車の本数は意外と多く、あまり待たずに一路ベルサイユへ!


ついにベルサイユ宮殿の入り口に到着しました。


団体だと待たずに入場できるそうですが、個人の場合長い行列が
出来ていました。切符を買うのに1時間以上待たないといけない
ようです。
ここで威力を発揮するのが、ミュージアム・パス。
ルーブル美術館と同じように、並ばないで入場できるのです。
とても寒かったので、大助かりです。


これは鏡の間。観光客で溢れています。


これは裏から。

宮殿の外に出てみました。
この右手奥にグラン・トリアノンやプチ・トリアノンがあります。
地図でみるとそんなに遠くなさそうなので、歩いて行くことにしました。


途中道に迷ったりしてやっと、たどり着きました。

ルイ14世がマントノン夫人と余生を過ごした、グラン・トリアノンです。


こちらはマリー・アントワネットが好んで住んだプチ・トリアノン
王妃の村里。


寒くて、歩きつかれて、おまけに雨まで降り始めました。


もう一歩も歩けないと思っていたら、庭園内を回るプチ・トランが
きたので、乗ろうと思ったら満席。

運転手のおじさんに満席で乗れないと言うと、何と運転席の横に乗せて
くれました。もちろん乗車券は購入しましたよ。

地獄に仏、運転手さんが神様のように思えました。
抱きついてチュとしたいくらいでしたが、ご迷惑だと思い、
少しのお礼とお菓子を差し上げました。
運転手のおじさん、本当に有難うございます。



やっと宮殿にもどり、お昼を食べようとレストランに行くと
ここも行列。
仕方なく、売店でサンドイッチとコーヒーを買って、食堂のような
部屋でやっと空きテーブルを見つけて食べることが出来ました。

帰りもRER,地下鉄を乗り継いでオペラ地区へ。

夕飯はとてもウロウロする元気が無くて、またもデパート(ラファイエット)の
中華料理店に入り、焼きソバと春巻き、えびフライを頼みました。

中華系の店員さんが、「ノン、注文し過ぎだからえびフライはやめなさい。」と
言われました。
確かに出された焼きソバと春巻きは食べきれないほどの量でした。

昨日の日本茶よりは美味しいジャスミン茶にほっとして、
少しおみやげ物を見て、ホテルにもどりました。

テレビのニュースと天気予報を見て、お風呂に入り、4日目は終わり。

今日の歩数は19,014歩。

どうも今回の旅行は、食事に関してはあまり自慢できるものはありませんね。

それと、RERの車体にスプレーで書いた落書きがひどくてびっくりしました。
ガイドブックにもRERは避けたほうがいい、と書かれていました。
ただ、ベルサイユ行きはほとんどが観光客で、治安は悪くありませんが、
早朝や深夜はどうでしょうか。やはり避けたほうがいいかもしれません。


追記:

日本にいるときに「パリのグランド・デザイン」という本を読みました。
副題はルイ14世が創った世界都市。

パリやベルサイユ宮殿に行く方にはおススメの1冊です。