おばさん税理士パリへ行く-3日目

3月29日(月)−3日目

フランスの税制について少し興味があるのですが、日本では情報が
少ないので、直接アポなしで税務署へ行ってきました。

行く前に税務大学の税大ジャーナル2008年10月号の次の記事を
読んでおきましたが、ほとんど予備知識なしで、ちょっと無謀でした。
    ↓
http://www.nta.go.jp/ntc/kenkyu/journal/backnumber/09/pdf/09_08.pdf

訪問したのはオペラ座から歩いて5分くらいのところにある
パリ1区の税務署です。


マドレーヌ寺院に程近いのですが、ほとんど人通りがない所でした。

いきなりの訪問で、しかもたどたどしいフランス語での質問にも
親切に対応していただきました。
パンフレット類が欲しいと思ったのですが、フランスの申告は5月からで、
いまちょうど切らしているけれど、2008年分の申告書でよければ
と言われ、数種類いただきました。

これは所得税の申告書です。


あとは、財務省のホームページのアドレスを教えていただき、
また、税法の専門書を取り扱っている本屋さんの住所を教えていただきました。
本当に有難うございます。

税務署を後にして、次に向かったのはエリゼー宮。
そう、大統領官邸です。
有名ブランドの多いサントノレ街に面しています。
大統領はちょうどアメリカに行って留守でした。



一応警備のおまわりさんに写真をとってもいいかたずねると、
とおりの反対側からだったらOKということでした。

エリゼー宮の横を曲がると、正面にアンバリッドが見えました。

歩いてもすぐそこなので行ってみようと思ったらカメラの電池切れ。
キオスクで乾電池を買おうと思ったのですが、どうもフランス語が通じないので
あきらめて地下鉄で一旦ホテルにもどりました。

お昼になったので、憧れのカフェ・ド・ラペに行きました。
もちろんテラス席。
やっとパリに来たー、という気分です。

カフェ・ヴィエノワ(12ユーロ)とクロックムッシュ(17ユーロ)。
お値段は覚悟していましたが、なかなかのものです。
でも味は最高。
しかもお手洗いが素敵でつい写真を撮ってしまいました。
手洗い用の石鹸は「ロクシタン」です。





次に向かったのはエッフェル塔
シャイヨー宮からのエッフェル塔のながめです。
「愛と哀しみのボレロ」の最後のシーンでボレロが踊られたところです。

エッフェル塔へ登ろうかと思ったのですが長だの列。
2時間以上待たなければいけないとのことで、出直すことにしました。

エッフェル塔がだめなら、もう一つの高いところを目指そうと
モンパルナスタワーに向かいました。
並んでいる人は数人です。
と言うことはあまり人気がないのでは、しかもあまり治安がよさそうにありません。

ちょっと不安になったので、地下鉄の駅をさがしてモンパルナス駅の付近を
うろうろしました。
あまり観光客には向かない地区のようです。

やっとオペラ地区に戻るともう夕方です。
フランス料理はどうも胃が受け付けなくて、ラファイエット(デパート)の
上で、お寿司を食べることにしました。

寿司定食を注文したのですが、出てきたのはさしみ定食。
まー仕方がないか、と食べたのですが、日本茶も有料でした。
さしみ定食23ユーロ、日本茶 1.7ユーロ。
消費税5.5%込みの値段です。

あとはホテルに帰ってテレビを見て寝ました。

この日は万歩計を見ると21,444歩、今までの最高です。よく歩きました。