住宅借入金等特別税額控除申告書 その2

年末調整の資料がほぼ揃いました。
あとは、12月末に給与を支給するお客様のデーター待ちです。

生命保険料控除証明書や国民年金の証明書にまじって
「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」が数件あります。


住宅ローン減税は最初の年は確定申告が必要ですが、2年目以降は
勤務先に「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」と「住宅
取得資金に係る借入金の年末残高証明書」を提出すれば、年末調整で
処理できます。



おばさん税理士はサービス精神旺盛なので、ついでに住民税の
「住宅借入金等特別税額控除申告書」まで作成しています。

以前ご紹介した総務省のサイトにある、お役立ちソフトを利用させて
いただいております。
      ↓
http://www.soumu.go.jp/czaisei/czaisei_seido/xls/tool_1_1.xls


11月20日のブログでご紹介したときは、まだ具体的な数字がなかったのですが、
今回、次の3点セットの実物が揃ったので黄色い部分に入力してみました。

(1)給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書
(2)住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書
(3)源泉徴収票


そして、「申告書」をクリックすると、立派な申告書の出来上がり。


源泉徴収票の年度「20」を入力すると、住民税の申告書は自動的に「21」に
なります。
数字のチェックもしてみました。もちろん間違いはありません。


ただ、平成21年度1月1日の住所地の市町村名を「○○市」と入力すると
次の平成21年度1月1日の住所欄は、○○市の次から入力しないと、
○○市が二重に印字されるので注意が必要です。


また、この制度は所得税から住宅ローン減税を引ききれなかった方が
対象ですが、対象になるかどうかのチェックも出来るので便利です。