保険会社が破綻した場合

ヤフーニュースによると大和生命が今日(10月11日)債権者説明会を
開いたけれど、耳慣れない専門用語を交えた説明に、何を言っているのか
よく分からないという不満の声があがったそうです。


自分の加入していた保険会社が破綻したら、まず心配になるのは
次のようなことではないでしょうか。

(1)将来、保険金は満額受取れるのか、減額されるのか。
(2)保険料の支払は今後どうなるのか。
(3)今、死亡やケガなどの保険事故が起きた場合、どうなるのか。



金融庁のサイトの「Q&A」を読んで見ましたがよく分かりません。
     ↓
http://www.fsa.go.jp/qanda/hoken/01.html#03

詳しくは、以下にアクセスしてみてください、とあったので
クリックしてみました。

生命保険契約者保護機構


かなり詳しく説明されています。

(1)については「Q21」で説明されていますが、具体的な
   金額については不明です。

(2)の保険料については「Q25 生命保険会社が破綻した場合、どのような
  ことに注意したらいいのですか。」に詳しく書かれています。

(3)については「Q17 生命保険会社が破綻した場合、業務再開まで保険金等は
  支払われないのですか。」に書かれています。


また、法的な手続きについては「Q4」でチャートを使ってわかり易く
説明されています。過去の生保の破綻についても記述があります。

            
例えば、平成13年の東京生命の破綻の場合、3月23日に裁判所に「更生手続の
申立」をして最終的に9月30日の「更生計画の認可決定」まで約6ヶ月もかかって
います。


いづれにしても、大和生命に加入されている方は、「Q25」「Q26」「Q27」を
よく読んで、冷静に対応することが大切だと思います。