本の紹介 「俯瞰」でわかる決算書

連休中に読んだ本の中でおススメの1冊です。

「俯瞰」でわかる決算書

「俯瞰」でわかる決算書


税理士として、決算書を作成したり、その内容を分析したりは
日常の業務ですが、それを、いかにわかりやすくお客様に
説明するかで、いつも苦労しています。


損益計算書は皆さん関心があって、よく理解されているのですが、
貸借対照表や、キャシュフロー計算書にはあまり興味を示して
下さいません。

先日のブログでも書きましたが、「利益は出ているのに、お金がない。」
と言われる経営者の方には、とくに貸借対照表とキャシュフロー計算書の
関係を説明しなければいけないのですが、日本語に問題のあるおばさん
税理士は、いつもくどくどと説明しすぎて、かえってお客様を
混乱させてしまって・・・・。


この本をよんで、あまり細かいことにこだわらず、まず全体を俯瞰する
こと、大まかに状況を理解していただければいいのだと悟りました。


また、キャシュフロー計算書の読み方や、問題点の見つけ方も
とても参考になりました。


それにしても、この本に事例として取り上げられている「任天堂」って
本当にすごい会社ですね。