政府税制調査会の答申 - おばさん税理士　税法はミステリーより面白い

政府税制調査会の答申が公表されています。

最初の書き出しに「本答申は、平成18年11月の諮問に基づき、
中長期的視点から、あるべき税制の全体像について基本的な
考え方を示したものである。・・・・」とあるように、具体的な
税制改正については、自民党税制調査会の「平成20年度税制
改正大綱」を待たなければなりません。

例えば、証券優遇税制について、19年度も政府税制調査会は
廃止と書いています。今回の答申にも、28ページに、「・・・期限
到来とともに、廃止し、簡素で分かりやすい制度とすることを答申
した。・・・」とありますが、廃止か延長か、どうなるでしょう。

今から答申をじっくり読んで、12月半ばに公表される「大綱」と
見比べていたいと思います。