IVR 自動音声応答装置

税理士会支部例会の時に税務署からもらった
「電話相談の集中化について」を読みました。


全国的に、11月1日から各税務署の代表番号へ電話を掛けると
自動音声応答装置(IVR)によるガイダンスが流れ
「相談の場合は「1」を、税務署に御用の方は「2」を押すか
ダイヤルしてください。」と言うメッセージが流れるそうです。

「1」を選択した場合は国税局の電話相談センターにつながり
例えば福岡国税局管内では次の番号により各税目担当へ自動的に
振り分けられるそうです。

(1)所得税関係
(2)相続税贈与税、土地や株式等の譲渡関係
(3)法人税、源泉所得税(年末調整)関係
(4)消費税、印紙税関係
(5)その他のお問い合わせやご不明な場合


「2」を選択した場合は税務署につながり、交換手さんに
担当部署や担当者につないでもらうことになります。



ところでIVRって何かな?

IT用語辞典で調べてみました。

Interactive Voice Response (音声応答システム)
企業の電話窓口で、音声による自動応答を行うコンピューターシステム。
発信者のダイヤル操作に合わせて、あらかじめ録音してある音声を発信者
側に自動的に再生する。
最近ではコンピューターの技術の進歩により、音声認識機能を備え、相手の
発話に応じて再生内容を決める高度な製品も登場している。
クレーム処理などの高度な応対が必要ない業務で利用することが出来、情報
提供や資料請求、懸賞や応募の受付などに使われている。
人間(オペレーター)を雇うよりも低コストで24時間受付が実現できる。
また、受け付け内容は即座にデーターベースに記録されるため、データー処理の
迅速化、入力コストの削減が可能である。


税務署に用事があるときは、今までよりワンクッション面倒になり、
しかも、どこから電話したのか記録が残るかもしれないので、
おばさん税理士も怒鳴ったりしないで、上品に電話をするように
心がけます。