19年度年末調整のご案内

お客様に出す「年末調整のご案内」を作成しました。

毎年税務署からの年末調整の書類の発送が早くなっている
ような気がします。

また、10月になると生命保険会社や損保会社から控除証明書
のハガキが届きます。

税務署や生保、損保会社に遅れないように、早めに案内を
出したいと思っています。


(1)今年は「損害保険料控除」が廃止され「地震保険料控除」が
  新設されたので、案内にはその説明を入れました。
  (所得税法第77条)

(2)住宅取得特別控除を受けて2年目以降のかたの必要資料。
   税務署からの「年末調整のための住宅借入金等特別控除証明書」
   金融機関からの「住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書」

   特に、税務署からの証明書は10年分まとめてくるので、意外と
   失くすかたがいます。早めに税務署に再発行を依頼するよう
   お願いを入れました。
   
(3)また、途中入社したかたで、前の勤務先から源泉徴収票
   もらってない方には、すぐに前勤務先へ依頼するよう
   注意書きを入れました。
   ちなみに、所得税法226条では、退職者には退職の日から
   1ヶ月以内に源泉徴収票を交付しなければならない、と規定
   されています。


年末調整は資料がいかに早く手元に届くかで、処理の進捗情況が
影響されます。


10月初旬に案内をだして、10月の訪問時に再度口頭でお願い
しておくと、資料の集まりが早いような気がします。