雇用保険の改正

雇用保険法が改正されて、雇用保険の受給資格要件が
変わります。
      ↓
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/koyouhoken05/pdf/02.pdf


いままでは退職以前6ヶ月働いていれば雇用保険、いわゆる
失業保険がもらえました。

10月1日以降に退職した場合は、12ヶ月以上の被保険者期間が
必要となりました。

ただし、倒産、解雇等一定の場合は今までどおり6ヶ月の被保険者
期間で失業保険がもらえます。


と言うことは、もし被保険者期間が1年に満たないで退職を考えて
いる人は、9月30日までに辞めると失業保険がもらえ、10月1日
以降に辞めると失業保険がもらえないので注意が必要です。


税法の改正でも同じですが、法案が可決されてた時はマスコミで少し取り上げられ
ますが、実際に施行される時はあまり騒がれません。
そして、しばらく経ってダメージを受けた後にマスコミで取り上げれれます。

老年者控除が廃止された時や、住民税が上がった時もほとんど報道されず、
納税通知書が手元に届いて、税金の多さにびっくりしているときに
やっと新聞やテレビで取り上げられました。


施行前にもう少し新聞やテレビで問題にして欲しいものです。


もし、退職を考えている方は、御自分の被保険者期間をしっかり確認
してくださいね。出来れば前もってハローワークに出向いて失業保険が
もらえるかどうか確かめたほうがいいと思います。