任意継続被保険者

独立開業して、辛いのは、市民税と健康保険及び国民年金
保険料です。

市民税は給料から天引き(特別徴収)されていたものが
退職したとたん、数十万円の市民税を一括で納付するようにと、
納付書が届きました。

何とか納付することが出来たと思ったら、すぐに19年度の
納付書が届きました。
市民税は昨年(18年)の所得で計算されるので、途中退職とはいえ、
かなりの給与を貰っていたのでびっくりするほどの市民税の
納付書が届いています。


健康保険は社会保険の任意継続被保険者となった方がいいのか
国民健康保険に入った方がいいのか計算してみました。

国民健康保険料の計算方法は各市町村のホームページで公表しています。
ちなみに、北九州市の計算方法は次の通りです。
      ↓
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=14256


任意継続の保険料は資格喪失時の標準報酬月額×8.2%(40歳から
64歳までは9.43%)です。
保険料の上限は22,960円(40歳から64歳までは26,404円)
なので、たいていの人は任意継続のほうが安いと思います。

ただ、任意継続の手続きは資格喪失日から20日以内に申請しないと
いけないので、忘れないようにしなければなりません。

しかも、保険料の納付書が月末ごろに郵送されてきて、翌月10日までに納付
しないと、即刻資格を喪失します。

納付し忘れたらと、不安な人は6ヶ月分又は、12ヶ月分の前納の制度が
ありますので、余裕のある方は前納したほうが安心ですね。


任意継続は本当に厳しく、不便な制度だと思います。
社会保険庁は、年金問題だけでなく他の制度も、もっと国民の利便性を
考えて欲しいと思います。


最後に、独立開業を準備している方は、開業資金だけでなく
以上のような、思わぬ出費もあるので、資金計画は慎重に
行ってください。