200米ドルを切るパソコン

ヤフーニュースによると台湾のパソコンメーカー大手が
200米ドル(2万4千円)を切るノート型パソコンを8月に
発売予定と発表したそうです。

約20年前、開業する時にはコンピューター(まだパソコンではなく
オフコンでした)とドットプリンターと会計税務ソフト全部で
約300万円以上かかりました。

すぐにレーザープリンターに買い換えましたが、約70万円したと
思います。いまは、5万円くらいで手に入ります。

その後、MOが出始めて、1枚2万5千円位しました。お金のない頃に
MJSの担当者が「予備のため、もう2枚準備してください」と無情に
言いました。
いまは10枚入りパックで2千円位です。


昨年10月に独立、開業した時は、パソコン、プリンター、MJSのソフト
(必要最低限のソフトのみ)でちょうど100万円でした。


ずいぶん開業しやすくなったと思ったら、古い先生が、昔は、そろばんと
電話さえあれば開業できたのに、いまは大変だと話されているのを
思い出しました。

コピー機を持っていない事務所に勤めたこともあります。
おばさん税理士はそそっかしいので、原稿をコピー機に忘れて、
よく先生からおこられました。


また、昔のドットプリンターの速度はレーザープリンターに比べたら
信じられないくらい遅く、ある程度の規模の会社だと、資料の
打ち出しに半日くらいかかりました。


また、罫線の入った指定用紙に打ち出すのに、上下や左右が微妙に
ずれて、一度、法人税の別表を一箱全部失敗したことがあります。

その当時の先生ごめんなさい。


コンピューターも事務所に一台しかなく、数人で交代で入力するので、
とても効率が悪く、不便でした。


今はどの事務所でも、一人1台の時代になりましたが、200ドルのパソコンが
出ると、事務所用と自宅用として一人で数台持つようになるでしょうね。

昔話をするのは年をとった証拠だといいますが、それにしてもIT時代は
ものすごいスピードで進化しているなと思ったニュースでした。