プライバシーマーク - おばさん税理士　税法はミステリーより面白い

お客様のところで「プライバシーマーク」のことが
話題になりました。

ある程度規模が大きくなってくると、個人情報保護法の
適用をうけるので、それに関連した勉強が必要になります。

社長だけでなく、主だった従業員も含めて、半年間ほど
プライバシーマークの取得に向けた研修を受けたそうです。

Ｐマークの認定を受ける直前まで行ったのですが、コストが
かかりすぎると、断念したそうです。

資本金5千万円以下または従業員100人以下の場合中規模事業者
ということで、申請費用が60万円、そして2年ごとの更新費用が
45万円かかるそうです。

中堅企業にとって、メリットよりコストの負担の方がきついようです。

そういえば、Ｐマークの認定機関である（財）日本情報処理開発協会の
ホームページに、現在の認定事業者7,514社とあり、次に中止事業者
235社とあります。

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内容を見てみると、合併や組織変更で中止した事業者の次に多いのが、
「更新辞退」した事業者です。

やはり、メリットよりコスト負担のほうが大きかったのではないかと
思われます。

プライバシーマークの内容自体は、個人情報保護法より厳しい管理が要求
される優れたシステムということで、もう少し安く出来ると、もっと普及すると
思うのですが。