またもFXで巨額脱税
今日の夕刊に、外国為替証拠金取引(FX)で所得税を
約2.7億円脱税した容疑で東京の男性が逮捕されたと
報じられています。
4月12日のブログでも書きましたが、また東京地検特捜部の
お出ましです。
しかも今回は、シンガポールや英領バージン諸島などタックスヘイブン
(租税回避地)に預金口座を開設しての、かなり手の込んだ
脱税手口のようです。
タックスヘイブンはタックスへブン(Tax heaven)=「税金天国」と
間違われることがありますが、正しくはタックスヘイブン(Tax haven)
=租税回避地のことです。
租税回避地は「オフショア金融センター」として税金が0円か税率が
とても低いので、世界中のお金が集まるようです。
合法、非合法を問わず。
脱税した人が一番困るのがお金の隠し場所だそうです。
タックスヘイブンの銀行口座だったら分からないと思ったのでしょうか。
甘いですね。最近の国税庁と検察庁は国際課税に関してかなり
力を入れているそうです。
おばさんの住んでいる北九州の税務署でさえ国際税務専門官が2名もいます。
巨額の脱税は実刑判決を受ける可能性が大きいです。
税金は正しく申告して、期日までに納付しましょう。