10月1日からの「出産育児一時金」

厚生労働省のサイトによると、10月1日から「出産育児一時金」の
金額と受取り方が変更になるそうです。
     ↓
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken09/07-1e.pdf


(1)金額は4万円アップして、原則42万円になります。

(2)受取り方に「直接支払い制度」が加わりました。
  出産育児一時金が直接病院に支払われる制度です。


今までは、退院するときに出産費用を支払い、後日加入している保険組合等から
給付を受けると言うシステムだったので、出産時に多額のお金が必要でした。


直接支払い制度だと、42万円を越える部分だけ支払えばいいので、
助かりますね。


ただし、緊急少子化対策ということで、期間は平成21年10月1日から
23年3月31日
までに出産した場合に限られます。



税理士の立場から、21年分確定申告の時、出産費用の医療費控除を受ける方が
「直接支払い制度」を適用しているのかどうか、領収書等ではっきり
確認できるようにして欲しいです。



「直接支払い制度」のもう少し詳しい資料は次のとおりです。
      ↓
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken09/07-1c.pdf