「見残しの塔」を読みました。

以前朝日新聞で紹介されていた、久木綾子さんの小説「見越しの塔」が
気になって、記事を切り取って手帳に挟んでいました。

数軒の本屋さんで探してもらったのですが、在庫がありませんでした。

図書館に問い合わせると、「現在28人待ちです。」と言われました。

そして、一昨日、街の本屋さんでやっと買うことができました。

本の帯に、次のように書かれています。

こうして
五重塔は生まれた。
構想十四年、
執筆四年。
八十九歳の新人、デビュー。


人は流転し、消え失せ
あとに塔が残った。
塔の名は、瑠璃光寺五重塔
中世室町。
五重塔の誕生をめぐる人びとの
数奇な運命を描く歴史小説の大作


今日一日で、一気に最後まで読みました。
こんなに感動したのは久しぶりです。

出版元の新宿書房のサイトで、「見越しの塔」の様々な紹介記事を見ることが
できます。
    ↓
見残しの塔


ちなみに、おばさん税理士が読んだのは、三番目の朝日新聞
8月1日付けの記事「規矩ある生と出会う」です。

素敵なお写真をみて、きっと書かれた本も素敵だと思いました。
期待は裏切られませんでした。

さわやかな、上質の一日が過ごせました。