21年度税制改正の附則
いつもチェックしている「税務会計情報ねっ島TabisLand」の
日替わり税ニュースに21年度税制改正法の附則のことが載っています。
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税務会計経営情報サイト TabisLand(タビスランド)
所得税法等の一部を改正する法律案新旧対照表の最後の最後、537、538ページに
「税制改正の抜本的な改革に係る措置」がありました。
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http://www.mof.go.jp/houan/171/521-538.pdf
附則は経過措置や施行の日の確認等で大切ですが、今回は税制の抜本的な
改革について触れています。
要点だけピックアップしてみましたが、詳しくは上のサイトの537、538ページを
読んでください。
(1)所得税
最高税率及び給与所得控除の上限の調整等により高所得者の税負担の引き上げ。
中低所得者世帯の負担の軽減。
金融所得課税の一体化。
(2)法人税
課税ベースの拡大とともに、実効税率の引き下げを検討。
(3)消費税
消費税の税率を検討。
複数税率の検討。
(4)自動車関係諸税
簡素化を図り、税率を見直し、負担の軽減を検討。
(5)資産税
相続税の課税ベース、税率構造等の見直し。
(6)納税者番号制度の導入の準備。
(7)地方税
地方消費税の充実を検討。
地方法人課税の見直し。
(8)税制全体のグリーン化(環境への付加の低減に資するための見直し)を推進。
検討、見直し、準備、推進とあり、これから色々議論されるのでしょうね。