住基ネット不接続団体

テレビのニュースで「総務大臣住基ネットに接続していない国立市
是正するよう東京都知事に指示を出した。」と報道していました。


もう少し詳しく知りたくて総務省のサイトを見てみました。

総務省|国立市(住基ネット不接続団体)に係る是正の要求の指示

http://www.soumu.go.jp/s-news/2009/pdf/090213_7_bs.pdf


別紙の3ページ目に次のように書かれています。

住基カードに格納された電子証明書を使用しての国税の電子申告(e-Tax)に
よる税額控除の機会が奪われている。

住基ネットに接続していないと、住基カードがもらえないのですね。

もちろん電子証明書は住基本カードだけではありませんが、一般の方には
一番簡単に取得できる電子証明書だと思います。

おばさん税理士も以前住基カード電子証明書の手続きに行って、15分くらいで
手に入りました。

現在は日本税理士連合会の電子証明書でなければと言われ、住基カード
電子証明書は取りやめの手続きをしました。


また、住基ネットに接続していると、年金の現況届を出さなくてもいいと、
書かれています。

社会保険庁のサイトに詳しく説明されています。
    ↓
http://www.sia.go.jp/topics/2006/n1120.html

内容を読んでみると、なにか中途半端な気がします。


電子政府であれば、市役所のコンピュータで死亡届が登録されれば、
すぐにその情報が社会保険庁の年金のコンピュータに届き、
遺族の方は、社会保険事務所に出向いて、死亡届を再度提出しなくても
いいシステムに出来ないのでしょうか。

まだ電子政府も過渡期なので、少しずつ変わっていくのでしょうね。