確定拠出年金の税務

お客様の親族のかたから「確定拠出年金の障害給付金」を受け取ったので
申告が必要でしょうか、という質問を受けました。

大企業と違って、中小企業は確定拠出年金制度を採用しているところは
少ないのではないかと思います。

おばさん税理士のお客様には一件もありません。

また、個人型確定拠出年金で小規模企業共済等掛金控除を処理した
こともありません。


ということで色々調べてみました。


確定拠出年金は通常解約が出来ませんが、障害のため退職するときは
障害給付金として一時金又は年金で受け取る事ができます。


この障害給付金は所得税法第9条第1項16号及び所得税法施行令第30条で
非課税とされています。


確定拠出年金については次のサイトがわかりやすくまとめられています。
      ↓
確定拠出年金とは | 企業年金・退職金情報ポータル「e-年金.jp」(運営:JPアクチュアリーコンサルティング)



ただ、税務上の根拠条文については次のサイトが参考になります。
      ↓
税務解説集:退職年金制度「II−2 確定拠出年金制度の税務」