借入返済 シミュレーション

お客様のところで、銀行借入の借り換えが話題になりました。

返済のパターンは普通「元利均等返済(元本+利息が一定)」が
多いのですが、「元金均等返済(元本が一定で利息が減少していく)」
のほうが利息総額が少ないということを銀行さんから教えてもらった
そうです。


試しに金融広報中央委員会のサイトで「借入返済シュミレーション」に
金額と利率、期間、そして、元金均等または元利均等を入力してみました。

https://www.saveinfo.or.jp/tool/sikin/menu/s_kariire.html


(1)元利均等返済の場合
   借入金額   2,000万円
   利率     2.0%
   期間     20年

   総返済額    24,282,240円
   うち利息分    4,282,240円

   

(2)元金均等返済の場合
   借入金額、利率、期間は同じとした場合。

   総返済額    24,016,449円
   うち利息分    4,016,449円


やはり、元金均等のほうが利息が26万円も少ないのでびっくり。


国金(今は日本政策金融公庫)はほとんど元金均等返済ですが、銀行は
元利均等返済のほうが多いような気がします。


これから借入するときは、「元金均等で返済します。」と言ってみたら
どうでしょうか。
でも、借り手の弱い立場では言いづらいかも知れませんね。


それと、元金均等返済のデメリットもあるかもしれません。

もう少し研究してみようと思います。


ところで、金融広報中央委員会ってどういう所なのか知らなかったので
サイトの中の説明を見てみました。
         ↓
金融広報中央委員会とは・・・|知るぽると

金融庁長官や日銀総裁が顧問をしている確かなところのようです。