法人の電子申告にトライ

個人の19年度の確定申告はほとんど電子申告しましたが、
法人はまだでした。

先日の税理士会支部例会で、大御所の先生お二人が
「電子申告に取り組まなければ税理士界の明日はない。
これから税理士を目指す若者のためにも電子申告に
取り組んで欲しい。」と熱く語られました。


ご自分たちの利益のためではなく、若い人たちのため
ということに感動したおばさん税理士は、せめて法人の
消費税の申告だけでも、と思ってまずお客様の「開始届」を
代理送信しようと、トライしました。


ところが何度やっても「ICカードを読み取れませんでした。」との
メッセージ。


疲れ果てて、e-Taxのヘルプデスクに電話しました。

幸いすぐにつながって、優しいお姉さんが1時間もつきあって
くれました。

原因は、
(1)今まで電子証明を「住基カード」でやっていたのを、今回
   日本税理士連合会の電子証明カードに変えたので、その登録の
   やり直しをする必要があったようです。

   その作業に関しては、サポートセンターのお姉さんの指示通りに
   クリックしていったので、また同じことをと言われても?????


(2)カードリードライタが、かなりデリケートで接続が悪いのか
   数回コンピューターを立ち上げなおしてやっと電子署名
   出来ました。


(3)法人の開始届けを入力するときに、住所の地番を半角数字で
   入力して、拒否されました。全角数字だそうです。

(4)法人の組織(前)????
   無視して送信したらその部分は株式会社とか合名会社とかを
   選択しなければならなかったようです。


(5)内容を訂正して、送信しようとしたら、また「ICカードを読み取れ
   ませんでした。」とのメッセージ。
   今回もカードの挿入の仕方が悪かったのか、何度か出し入れして
   やっと送信することが出来ました。


以上午後一番から夕方までかかりました。


疲れ果てたので、消費税の申告書の送信は明日トライすることにします。


税理士を目指す若者のために電子申告に取り組むのも大変です。