キャシュフロー計算書
今日は午前中、実家(と言っても同じ市内ですが)に行って
仏壇にお参りをしてきました。
そして毎年恒例ですが、兄夫婦からお昼をご馳走になり
さっき帰宅しました。
実は昨年のお盆、やはりお昼をご馳走になり、帰りの車の
中で、仏壇にお参りするのを忘れたことに気づき、娘と2人
大いに反省した事を思い出しました。
さて、夕飯まで時間があるのでインターネットで遊んでいたら、
一部上場企業の株式会社アーバンコーポレイションの民事再生法に関する
記事がいくつか出ていました。
会社のホームページの財務情報を見てビックリ。
↓
http://www.urban.co.jp/ir/data.html
第13期から直近の第18期(平成20年3月期)までの財務データが
公表されています。
売上も伸びて、当期利益も増加し、配当までしています。
そんなに悪い会社には見えません。
ただ、有利子負債(利息を支払わなければならない借入金等)が
異常に多いのが目に付きます。
つぎにキャシュフロー計算書を見て、ナットク。
以前ご紹介した勝間和代さんの「決算書の暗号を解け!」の40ページから
「キャシュフロー計算書の本当の見方」について書かれています。
ちなみに、キャシュフロー計算書はつぎの3つに分かれています。
(1)営業活動によるキャシュフロー
(2)投資活動によるキャシュフロー
(3)財務活動によるキャシュフロー
勝間さんの本には次のように書かれています。
しっかりと利益を上げて成長している会社なら、通常は営業キャシュフローは
プラスになります。
投資キャシュフローは、営業キャシュフローの黒字の範囲内でまかなうのが
理想的です。
株式会社アーバンコーポレイションのキャシュフローを見てみると、
営業キャシュフローは第14期からずっとマイナスです。
当然、営業キャシュフローがマイナスですから、投資キャシュフローを
まかなうため借入金(有利子負債)が大幅に増え、その結果、財務活動
によるキャシュフローは大幅なプラスになっています。
このような会社の株式を購入するのはちょっと・・・・。
もう一度勝間和代さんの「決算書の暗号を解け!」を読み返して
います。
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
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