20年度地価公示

国土交通省のホームページで20年度地価公示が公表されています。


公示地価を含めて、公表される土地の価格には3種類あります。


(1)公示地価(国土交通省

(2)固定資産税の路線価(市町村)

(3)相続税贈与税の計算の為の路線価(国税庁



地価公示に関しては、国土交通省では次のように説明されています。

地価公示」とは
一般の土地の取引価格に対して指標を与えるとともに、公共事業用地の
取得価格算定の規準となり、また国土利用計画法に基づく土地取引の
規制における土地価格算定の規準となる等により、適正な地価の形成に
寄与することを目的として、土地鑑定委員会が、毎年1回、標準的な土地
についての正常な価格を一般の方々にお示しするものです。

標準地の定点観測で、地価の上昇や下落の動向を判断しています。

標準地は面積や形状、用途その他詳しく表示されています。
例えば、福岡市中央区の標準地を見てみると、

      ↓
標準地・基準地検索システム〜国土交通省地価公示・都道府県地価調査〜 <検索結果表示>


税法で、土地の時価が問題になる時に、近くの標準地を探して、その価格を
相続税法の路線価、利用状況や面積その他を参考に、時価を算出する
のに利用できます。
ただし、税務署に否認されない為には、かなり緻密に計算する必要があります。


(1)公示地価、(2)固定資産税の路線価、(3)相続税の路線価の3つが
一度に見れる財団法人資産評価システム研究センターの「全国地価マップ」は
とても便利です。
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