申告相談センター最終日

3月17日、申告相談センター最終日です。

今日は大変だろうな、と覚悟していましたが、
大変でした。


(1)まず、来訪者の多いこと。

お昼休みは通常45分間ですが、今日は30分。

午後3時半に受付を締め切って、その時受け付けた方が終わるまで
帰れないということで、今日は徹夜かと思いましたが、何とか
6時前には会場を後にすることができました。


(2)つぎに、収支計算書や青色決算書が全く白紙の方の多いこと。

収支計算書や青色決算書が国税庁のホームページで作成できることを
知らない方が多いのには驚かされました。

また、今日の来訪者は他力本願、「全く何も判りません、書いてください」
と言う方が多くて、一応税務署の了解をとって、聞き取りで収支計算書を
書きましたが、責任は誰が取るのでしょうね。


また、減価償却費の計算が皆さん分からないと言うことで、一生懸命
説明しても、「わからないから書いて。」と言われて・・・・・・。


短気なおばさん税理士ですが、申告相談センターではにこやかに、にこやかに、
かなり人間修養ができてきたような気がします。



(3)そして、必要書類の不足している方の多いこと。

例えば、不動産所得がある方の必要経費と言えばまず固定資産税ですが、
資料を持ってきていないので金額が分かりません。
仕方がないので、租税公課は0円として申告して、後日「更正の請求」を
していただくことにしました。

また、住宅借入金等特別控除を受ける方で、一番肝心の「源泉徴収票」を
忘れた方については、還付申告なので、後日税務署に行ってくださいと
説明しました。



おばさん税理士も夏休みの宿題は8月31日の夜中までかかっていたので
偉そうにはいえないのですが、

確定申告は早めに済ませましょう!