申告相談センターでの失敗
申告相談センターも今日と月曜日の残り二日。
今日は大忙し、とみんな覚悟してスタート。
ところが意外と来場者はそんなに多くなくてほっとしました。
ただ、今日は2つの失敗をしました。
その一、
事業所得の方で、売上もかなり多く、減価償却資産も
青色決算書に書ききれなくて、1行に2件書いています。
青色申告特別控除が65万円と言うことは、貸借対照表も
ちゃんと書かれています。
そして、消費税の課税取引金額計算書もちゃんと記入しています。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shohi/06_pdf/15.pdf
経費の各勘定科目の課税、非課税の内容に関する質問をうけたので、
一つ一つ丁寧に説明しました。
最後に、申告書を見せていただいたら「簡易課税」でした。
売上高だけで消費税が計算できることを説明して、コンピュータの
入力コーナーへご案内しました。
その二
不動産所得で収支内訳書は全く白紙の方が見えました。
資料を机の上に広げて、「お願いします。」と一言。
仕方がないので、家賃収入や固定資産税等の資料を探して
聞き取りをしながら、収支内訳書を完成させました。
次は、年金の源泉徴収票や国民健康保険の資料を探して
申告書をやっと完成させて、印鑑を押していただいて
提出コーナーへご案内しようとしたら、「あーそうだ、
医療費の領収書をだしていなかった。」と手提げ袋から
山のような医療費の領収書が出てきました。
もちろん、全く計算していません。
税務署の方も、ちょっとびっくりしていましたが、「今日は
そんなに忙しくないので計算してあげてください。」と言われました。
領収書の計算は得意なのでそんなに苦ではないのですが、
最初に、資料はこれで全部ですね、と確認しなかったことが悔やまれました。
申告相談センターもあと一日。
まず、最初に資料を全部確認すること。
たぶん月曜日はすごく忙しくなるでしょうから。