架空請求のハガキ

お客様から「変なハガキが来たけれど、どうしたらいいですか」と
電話がありました。

内容を聞いてみると、架空請求のハガキです。

決して電話をしないようにアドバイスして、それでも不安
なので、そのハガキをこちらに郵送していただきました。


タイトルは、民事訴訟最後通告書

内容は、以前財務省のホームページに注意されていたものと
ほぼ同じです。

http://www.mof.go.jp/jouhou/sonota/directmailrei.pdf

差出人は 法務局認定法人 民事訴訟通達管理事務局


インターネットで住所を検索すると、「該当住所はありません」と
表示されます。


このような架空請求のハガキはほって置いていいのですが、
ちっと怖いのは、裁判所の手続きを悪用する形で請求してきた
場合です。

本当に裁判所からの督促状や呼出し状をそのままにしておくと
強制執行などの恐れがあるようです。

ただ裁判所からの郵便は特別送達という特殊なもので、普通郵便や
ハガキでくることは無いので架空請求のハガキは無視して大丈夫です。


法務省のホームページに裁判所からの督促状や少額訴訟の呼出し状の
見分け方が載っているので、ぜひ確認してください。


法務省

まず、法務省のホームページの右側「身に覚えのない架空の債権の請求に
ご注意下さい」をクリックして下さい。

次に、「督促手続き、少額訴訟手続きを悪用した架空請求にご注意下さい」を
クリックすると、詳しく説明されています。


ということで、昨日の確定申告の問題の続きは明日書くことにします。