「所得税 確定申告の手引」

税理士会から例年通り「所得税 確定申告の手引」が届きました。
インデックスを貼って、改正項目のチェックをしました。

19年度改正が話題になったのは一年前のことだし、18年度改正で
適用が19年度からというものもあり、改めて改正項目を読みました。

年末調整で確認した部分も含めて、いくつか一般的な項目を
リストアップしてみました。

(1)特別減税の廃止。

(2)税率の改正
   改正前は税率は4段階でしたが、改正後は6段階になり、
   適用所得と税率をもう一度覚えなおしです。

(3)減価償却費関係
   平成19年4月1日以降に取得した減価償却資産は要注意です。
   また、割増償却や特別償却も廃止や改正があるので、適用要件
   や期日をよく確認する必要があります。

(4)寄附金控除
   対象となる金額が総所得金額の30%から40%に引き上げられました。

(5)地震保険料控除
   18年度の改正ですが、適用は19年分の所得税からです。
   年末調整で経験済みですが、旧長期損害保険料控除もあるので
   計算するときに要注意です。

(6)住宅借入等特別控除の控除額の特例
   現行の10年間(控除率1%、0.5%)と特例の15年間
   (控除率0.6%、04%)の選択適用は迷いますよね。
   
(7)電子申告控除
   5,000円ではあまりインパクトが無いと思うのですが・・・・。




年末調整のときと同じように、まずいかに早く必要資料をお客様から
いただけるかが確定申告の進捗度に影響します。


今年の目標は2月中に終わること。

来週から、確定申告の本格的スタートです。