理論問題の暗記法

この秋から娘が O原簿記学校で消費税法の勉強を始めました。

講師から、復習をしっかりするようにと言われたらしく、
食卓テーブルに教科書やノートを一面にひろげて
勉強しています。

理論問題を数問覚えないといけないと、大声で何度も
繰り返しています。

先輩として、娘に理論問題は分解して覚えるようにアドバイス
しました。


娘が何度も繰り返していたのは「価格の表示」です。


消費税法第63条の2

事業者(第9条第1項本文の規定により消費税を納める義務が免除
される事業者を除く)は、不特定かつ多数の者に課税資産の譲渡等
(第7条第1項、第8条第1項その他の法律又は条約の規定により
消費税が免除されるものを除く。以下この条において同じ。)を行う
場合(専ら他の事業者に課税資産の譲渡等を行う場合を除く。)にお
いて、あらかじめ課税資産の譲渡等に係る資産又は役務の価格を表示
するときは、当該資産又は役務に係る消費税額及び地方消費税額の合計
額に相当する額を含めた価格を表示しなければならない。



(1)まず主語
   事業者(・・・)は
(2)どんな場合に
   不特定かつ多数の者に課税資産の譲渡等(・・・)を行う場合(・・・)
   において、
(3)どんなときは
   あらかじめ課税資産の譲渡等に係る資産又は役務の価格を表示するときは、
(4)なにを
   当該資産又は役務に係る消費税額及び地方消費税額の合計額に相当する
   額を含めた価格を
(5)どうする
   表示しなければならない。


小学校で習いましたよね、いつ、どこで、誰が、何を、どんなふうに、どうする。
条文も同じように分解して覚えると、丸暗記するより覚えやすく、また記憶に残ります。


まるで20数年前の自分を見ているようです。これから先、大変だけれど
頑張って欲しいと思います。