ターンアラウンド

最近読んだ数冊の税務関係の本で、「ターンアラウンド」という言葉が
たて続けに出てきました。


英和辞典で調べてみると、

turnaround=方向転換、折り返し準備、(企業などの黒字への)転換
とあります。


インターネットで調べてみると、「ターンアラウンド スペシャリスト」や
「ターンアラウンド マネージャー」という言葉が検索リストに表示され
ました。

金融庁のホームページでも、銀行関係でこの言葉が何度も使われていました。


どうやら、企業再生を支援する人材に関して使われているようです。


CTP=認定事業再生士、ATP=事業再生士補という資格も出来ていました。

もともと、アメリカでの資格で、それにならって日本でも最近出来たようです。

認定教育機関で研修を受けた人だけが、ATPの受験資格があるそうです。

「ターンアラウンド マネージャー」という雑誌も発刊されています。


これからは、税理士も税金の計算だけではだめで、企業の業績アップの
アドバイスが出来なければ、生き残れない、と読んだ本に書かれていました。


なんとなく、ファイナンシャルプランナーという資格の初期の頃と似て
いるような気がしませんか。


それにしても、アメリカのシステムをそのまま真似て、しかも言葉も
横文字のままでは、一般人のおばさんとしては理解しづらいです。

もう少しこなれた日本語に直して、紹介して欲しいです。