公的年金の源泉徴収票

準確定申告の依頼を受けて、申告書を作成しました。
年金と給与の源泉徴収票が2枚だけの、ごく簡単な
申告だと思っていました。

「死亡した者の所得税の確定申告書付表」も記入していただき、
提出前のチェックをしていて、ふと、年金額が少ないような
気がしました。

念のために、相続人代表である奥様に電話して、2ヶ月ごとの
振り込み金額を教えていただいたら、やはり足りない。

そうです、源泉徴収票が1枚足りないのです。

社会保険事務所に電話してみると、死亡した人に関しては
家族から請求がないと源泉徴収票は発行しないそうです。
あわてて、奥様に再発行してもらうよう依頼しました。

死亡した場合、公務員共済の公的年金源泉徴収票は、
ちゃんと届いているのに、社会保険庁はどうして請求した人
しか源泉徴収票を送らないのでしょうか。


確定申告を終わって、反省すべき点がたくさんありました。

一番の反省点は資料の収集に手間取ったことです。

今年11月には、「年末調整のご案内」と同時に確定申告に必要なものを
お客様にメール又はFAXできる準備をしたいと思っています。