不思議な電話

昨日、外出中に携帯電話が鳴りました。娘からで「外国の人から
仕事の依頼の電話があったので、すぐ連絡をとって」と興奮気味に
伝えてくれました。
さっそく教えられた番号に電話してみると、流暢な日本語で
ちょと拍子抜け。
とりあえず夕方会う約束をして電話を切りました。

その、すぐあとに、娘からまたまた電話で、相手の方は
モンゴル人に違いないと言うのです。名前をヒントにインターネットで
調べてくれたようです。


約束の時間より少し前に行って、待っていると、とても美人の
20代の女性が現れました。

雑談もなく、いきなり仕事の説明です。どうも、話がかみ合いません。
外国法人の日本支社の登記のはなしや、輸入関係の許可申請の話など、
おばさん税理士には全く未知の分野です。

とりあえず、お金は払うので、判ることを調べて欲しいと言って、
コーヒーも頼まず、さっさと帰っていきました。

開業したばかりで確かに仕事は欲しいのですが、どうも釈然としないまま、
自宅に帰って、夜中までインターネットでいろいろ調べました。

でも、専門分野ではない、しかも外国と係わる仕事はとても重たく感じたので
きょう、メールで丁重にお断りしました。
すると、不思議にほっとした気分になりました。

やはり、自分の得意分野の仕事をするのが一番です。