コールド・コーリング

「資産運用と税務」と言うテーマで話をして欲しいとの依頼があって
資料を準備している中で、金融庁のホームページに「コールド・コーリング、
投資家への注意喚起」とあります。
聞きなれない言葉なので、内容を見てみました。

コールド・コーリング(Cold Calling)とは、投資家になり得る者に
対して、求められないのに電話をして、その電話の間、又はそれ以降に
その者に対して証券を売ろうとする行為をさすもの、と定義されています。


なんとなく翻訳っぽいなと思ったら、やはり証券監督者国際機構からの
注意喚起の訳文のようです。


日本で、証券会社としての登録や投資顧問業者としての登録も受けていない、
無登録のコールド・コーリング業者の名前や連絡先が30社ほど公表されています。
みな、事務所所在地は永田町や、新宿三井ビル、恵比寿、大手町などで
投資家の方は、信用してしまうかも知れません。
しかも、横文字の会社名で、海外での証券投資というと、何となく儲かりそうな
雰囲気です。


もし電話で、海外での投資のお誘いがあったら、このリストをチェックすることを
お勧めします。
          ↓

コールド・コーリング : 金融庁
         

何度も書いていますが、詐欺にあった場合は、雑損控除の対象にはなりません。