管理会計

確定申告はほぼ終わり、あとはお客様との打合せをして、
2月16日を待つばかりです。
何せ、申告件数が、自分の事務所分を含めても数件ですから。

昨年、3月15日の夜中に提出(税務署のポストへ投函)に行った
こととを思い出して、感慨深げです。喜ぶべきなのか、件数の
少なさに、悲しむべきなのか。

数件でも、資料を1月のはじめからお願いして、早めに準備が
できたので、仕事がスムーズに行きました。

年末調整でも、確定申告でも、税理士事務所の仕事は、資料が
揃えば、仕事は8割終わったも同然です。
次は、3月決算の法人の申告にむけて、頭を所得税から法人税モードに
切り替えなくてはいけません。

ところで、先日買った本が以外に面白くて、ご紹介します。

        ↓

餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

昨年9月に発売されて、すでに第8刷。今でも本屋さんに平積みされて
います。つまり、よく売れていると言うことです。

内容は、危機的なアパレル会社を若い女性社長がコンサルタント
アドバイスを受けながら、立て直すと言うストーリー仕立てで会計を
学んでいくと言うものです。

製造業の話ですから、原価管理、特に管理会計の大切さが書かれています。


おばさんが昔勉強した伝統的管理会計は問題点が多く、次々と新しい手法が
研究されているようです。
製造業に限らず事務系の会社でもぜひ研究すべきだと思います。
標準化、システム化、電子化等、勉強すべき課題が山のようです。


本の最後に、1年後に会社が見事立直り、若い女性社長はコンサルタント
報酬として、1枚の小切手を渡します。
その金額は書かれていませんが、この本を読んだ方は、小切手の金額を
幾ら位だと思うでしょうか。ちなみに、会社の年商は100億円です。