投資信託

新聞や雑誌で投資信託の記事をよく見かけます。
団塊世代の退職が近づいているからでしょうか。

近頃は、銀行や郵便局でも投資信託を勧めています。
と言うより、ノルマがあって、それを達成する為に
頑張らなくてはいけないようです。

債券投資信託のように、元本が保証されているものは
いいのですが、株式投資信託のように元本割れする可能性が
あるものは、よく理解して勉強してから購入しましょう。


次に、見落としがちなのが投資信託は手数料が高いことです。
購入時に、安くて1.5%、高いものだと3.675%もの
手数料を払わなくてはいけません。
売却時にも手数料が必要な商品もあります。
銀行は低金利で収益を上げることが難しいので、手数料収入ビジネス
を拡大するため投資信託等の販売に力を入れているようです。


また、外貨建債券を組み込んだ投資信託も増えています。
この場合、相場の上がり下がりだけでなく、外国為替
動きも影響してきます。

理想的には、購入時は円高で、売却時は円安です。
ところが、外国為替は、専門のディーラーでも難しいと
言われていて、一般の人が予測するのは大変です。


金融リテラシーという言葉があります。金融商品
よく理解し活用する能力を持つことが大切です。
大切なお金を投資するのですから勉強は欠かせません。
証券会社が行っている無料の研修会を利用するのもいいと
思います。ただし、後で営業攻勢が大変かも・・・・・


税務上の取り扱いですが、投資信託も特定口座に預けていれば
売却した時は利益の10%(所得税7%、住民税3%)が源泉徴収され
課税関係は終了するので、確定申告は必要ありません。
ただし、損失が出たときは確定申告することによって他の株式等の
利益と損益通算が出来ます。