たばこの税金 その2
6月9日にたばこの税金について書きましたが、
昨日から始まった自民党税制調査会では、たばこ税の
増税について議論されているようです。
報道では消費税率のアップは、来年行れるであろう選挙戦に
不利だし、でも税収は必要だし、ということでたばこ税に
目が向けられたとあります。
これに関してJT(日本たばこ)は日本のたばこ税がビール等に
比べていかに負担割合が高いかという事をグラフで示しています。
タイトルは「たばこ税の真実を知ってください」です。
http://www.jti.co.jp/JTI/tobaccozei/graph_hikaku.html
一方、たばこの増税に賛成するグループのホームページに、同じタイトル
「たばこ税の真実を知ってください」と言うのがありました。
こちらは、外国に比べて、いかに日本のたばこの税率が低いかを
示したグラフです。
確かに60%の税率は先進国の中では、スイスの次に低い税率です。
物事を二つの側面から見ると言うのは、なかなか興味深いと思いました。
ところで、先日のニュースでニューヨーク州では6月からたばこの税率が
アップして一箱10ドル近く、日本円で1,000円以上になったそうです。
値上がり後のたばこの売れ行きについてはまだ報道がなされていませんが、
どのくらい減ったのか、知りたいですね。