おばさん税理士パリに行く(予定)その2
またまた誤りの訂正です。
昨日永井荷風の「ふらんすへ行きたしと思えど・・・」と
書きましたが、知り合いの税理士さんから萩原朔太郎だと、
メールをいただきました。
おばさん税理士の教養の無さがばれてしまって、かなり恥ずかしい
のですが、謹んでお詫びと訂正を申し上げます。
萩原朔太郎の「旅上」は以下のとおりです。
ふらんすへいきたしと思えども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背広をきて
きままなる旅にいでてみん汽車が山道をゆくとき
みずいろの空によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ五月の朝のしののめ
うら若草のもえいづる心まかせに。
永井荷風は明治40年に横浜正金銀行ニューヨーク支店
からリヨン支店に転勤になっています。
そして、のちに「ふらんす物語」を執筆しています。
ちゃんとフランスに行っていました。
ちなみに横浜正金銀行は戦後、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)と
なりますが、神奈川県立歴史博物館のホームページに
戦前の横浜正金銀行の世界中の支店の地図があって、
永井荷風の勤務していたニューヨーク支店やリヨン支店の
名前の所をクリックすると映像が見られます。
↓
お客様からFAXで12月分の給与台帳が送られてきました。
のんびり文学おばさんを気取っている時ではありません。
年末調整、頑張らなくては。