準確定申告と付表
コメント欄に準確定申告と付表について質問が
ありましたので、書き方で注意すべき所をピックアップ
してみました。
(1)確定申告書
①申告書Aを使用する時は、一番上に「準確」と記入します
申告書Bを使用する時は、一番上の申告書Bの左の空欄に
「準確定」と記入します。
②申告書の住所は亡くなった方(被相続人)の住所を書きます。
③氏名は、次のように二段書きします
被相続人 〇〇〇〇
相続人代表 △△△△
④申告書の還付先の銀行の所は記入しません。
(2)付表
①付表の「相続人代表者」は国税に関する窓口になる人と
思っていただければいいと思います。
したがって、コメントいただいた方のお母様を代表者として
付表の3.の欄に名前を記入します
ただし、還付された税額はお母様が代表して受け取っただけなので
遺産分割協議書では、受取人をはっきりさせる必要はあります。
②前後しますが、還付される金額は 2.の欄に△を付けて金額を
記入します。
③5.の欄でまずお母様の住所、氏名、続柄、生年月日、電話番号、
還付先の銀行名、支店名口座番号を記入します。
相続分や、相続財産の価額は空欄でかまいません。
④5.の欄でその他の相続人の住所、氏名、続柄、生年月日、電話番号を
記入します。還付先の銀行欄は記入しません。
ちなみに、還付センターで準確定申告書を作成した時は、
税務署の方が、「代表者だけ記入してもらえば、いいですよ」と
言われました。
本当にそれでいいのかな・・・・・・・