インテリジェンス
大晦日だというのに、またまた面白い本を買ってしまって、
今日一日、掃除もせず、一気に読み終えました。
↓
- 作者: 手嶋龍一,佐藤優
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 新書
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本の帯には「日本存亡の鍵は、スパイが握っている」
もうこれだけで、陰謀説大好きのおばさん税理士としては
買わずにはいられませんでした。
しかも、今日の表題にした「インテリジェンス」という言葉の
重要さにも惹かれました。
元NHKのワシントン特派員の手嶋龍一氏と、外務省のラスプーチンと
言われ、現在起訴休職中の佐藤優氏との対論書です。
インターネットの発達した今の時代、インフォーメーション(情報)は、
山のように手に入りますが、その情報をインテリジェンスに高めなくては
単なる情報に振り回されるだけだと考えらさせられました。
たとえば、12月14日に発表された「19年度税制改正大綱」を読んだ後の
行動です。
①或る税理士さんは、経済産業省のホームページのほうが中小企業の税制改正に
ついては、解り易いですよと紹介しています。
↓
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/download/h19_zeisei.pdf
②別の税理士さんは、年末調整で確定申告を要しないサラリーマンでも、電子申告を
して、5,000円の控除を受ける方法を考え出しました。
③或る大手の税理士事務所は、すぐに来年1月に行う税制改正セミナーの準備に
取り掛かりました。
一つの公開情報でもこれだけの差が出来てしまっています。税制改正大綱を
なんとなく読んだだけのおばさん税理士としては、大いに反省させられました。
それでは、私のつたないブログを読んでくださっている皆様、よいお年を
お迎え下さい。